顧客管理とは(CRMとは)
顧客管理、CRMとは、何でしょうか?
CRMとは、Customer Relationship Managemantの略です。
シーアールエム、カスタマーリレーションシップマネジメントと読みます。
日本語では、「顧客管理」と呼んでいます。
「顧客関係管理」または「顧客維持管理」とも呼ばれています。
このシステムが「顧客管理システム」、「CRMシステム」です。
単にCRMという場合は、顧客管理システムを指す場合が多いです。
顧客との関係を維持、管理するツール、システムです。
現在のように、市場が一定している場合は、シェア、市場占有率の拡大ではなくお客様、一人ひとりのライフタイムバリュー(LTV)をあげる必要があります。
ライフタイムバリュー(LTV)とは、1人の人からの一生涯の付加価値です。
つまり、お客様から何回も継続して商品を購入して貰う必要があります。
どうすればよいでしょうか?
その為には、お客様の「属性」や「購買履歴」をデータベースとして作る必要があります。
このシステムが、顧客管理システム(CRMシステム)です。
「いつ、誰が、何を、何個、いくらで買ってくれたのか。
それは、何に使うのか・・・・」
などです。
それを分析することで、ライフタイムバリュー(LTV)を獲得することができます。
最近では、いろいろな会社が、CRMを実践しています。
アマゾン、デル、アスクル、楽天などです。
情報も「顧客の属性」や「購買履歴」だけではなく
- 関連する商品を勧めるクロスセル
- より上位の商品を勧めるアップセル
- 支払い状況
- 返品状況
- クレーム情報
- 問い合わせ
などの情報も顧客管理システム(CRMシステム)で管理しています。
そして、お客様に対して、よりよい販売をおこないます。
例えば、
アマゾンの「レコメンド機能」は有名ですね。
アマゾンで、本を購入すると、アマゾンにアクセスすると
「この本を買った人はこんな本も買っています」とか
「あなたのお気に入りの作家が新刊を出しました」とか
の情報が、インターネットに表示されます。
これもCRMです。
顧客管理システム(CRMシステム)が、有能な販売員になります。
すごいですね。
顧客管理システム(CRMシステム)も進化しています。
以前は、顧客情報を管理する顧客管理システム(CRMシステム)と、営業プロセスを管理する、営業支援システム(SFAシステム)は、別のシステムになっていました。
最近では、この両者の境目がなくなり、営業支援システム(SFAシステム)が顧客管理システム(CRMシステム)の一つの機能として位置づけられるようになっています。
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