インターネットがもたらした購買プロセスの変化
インターネットによって購買のプロセスが非常に変化しています。
AODMA(アイドマ)からAISAS(アイサス)、AISCEAS(アイシーズ)へ
最近は、インターネットの拡大がめざましく、顧客、消費者の生活行動を大きくかえています。
もちろん、企業もです。
特に、顧客の購買プロセスの変化です。
それは・・・・
それは、グーグルやヤフーなどの検索サイトの登場です。
「気になったら」「わからなことがあったら」「思い立ったら」即、検索です。
例えば、
テレビや、雑誌、街や口コミで、気になる商品、情報、サービスなどに出会ったら、すぐにグーグルやヤフーで検索します。
メーカーのホームページや詳細情報を調べ、「口コミサイト」、「比較サイト」で、評判や価格をチェックします。
気に入ったら購入します。
以前の購買のプロセスは、AIDOMA(アイドマ)と呼ばれていました。
次のようなステップです。
- A.まず認知です。
Attention、注意です。
「あ、デジカメだ」
- I.次は興味です。
Interest、興味です。
「いいなあ」と思います。
- D.欲望です。
Desire、欲望です。
「欲しいなあ。今度お店で見てみよう。」
- M.記憶
Memory、 記憶です。
店頭や雑誌で、比較検討して商品を覚えます。
「このデジカメかな」
- A.購買
Action、行動です。
実際に購入します。
「購入しよう」
このステップで商品を購入していました。
でも、インターネットの普及によって、購買プロセスが、AISAS(アイサス)やAISCEAS(アイシーズ)
に変わってきました。
AISCEAS(アイシーズ)のステップです。
- A.まず認知です。
Attention、注意です。
「あ、デジカメだ」
- I.次は興味です。
Interest、興味です。
「いいなあ」と思います。
- S.検索します。
Search、検索です。
グーグルやヤフーで検索します。
「ネットで調べよう」
- C.比較しよう
Comparison、比較です。
「価格を比較しよう」
- E.検討しよう
Examination、検討です。
「口コミなどを調べて検討しよう」
- A.購買
Action、行動です。
実際に購入します。
「購入しよう」
- S.情報共有
Share、共有です。
「他の人にも教えてあげよう」
この流れに変わっています。
企業は、顧客や消費者がインターネット上で検索し検討する過程で、どうやって自社製品と出会い、買う気になってもらうかといった、新しい、コミュニケーション戦略が求められます。
時代は、どんどん変わっていますね。
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